大きなストーリーと小さなストーリー kubota

会社を経営するとは世の中の大きい変化を見越して動くこと、自分たちが直近すぐに飛び越えていかなければならないことを見極め、的確に飛び越えていくことを両立しないといけない。

 

 

古くからある産業ほど大きなストーリーは見えやすい。長い年月過去に続いてきたものがあり、未来はその延長線上にしかない。その代わり過去の存在が大きすぎて自分たちが超えていくべき目の前の山を正確に認識することが難しく、自分たちの一歩がとても小さく感じられてしまう。

 

これまでなかった産業ほど大きなストーリーは見えづらく、足元で乗り越えていくべき道は明確で、自分たちの一歩はとても大きなものに感じてしまう。もしかしたら大きなストーリーというものが存在しないかもしれないし、想定していたストーリーは大きなものではなく、さらに大きなストーリーの中の序章であるかもしれない。