走る人の半歩先を行くかゆっくり歩いている人に合わせるか kubota

前の会社の時は同じようなバックグラウンドでだいたい同じような学生生活を過ごしてきた人だけが集まっていた。

 

人の個性は色々あるが面接でのセレクションを通ってきているのでそれなりに均質性がある集団だったと思う。それでも内部の組織ではいざこざが起きたりするのだが。。それと比べて建設建築業界に関わる人の多様性は本当にすごい。育ってきたバックグラウンドもバラバラだ。多様な人たちがそれぞれの役割を担いながらプロジェクトを織りなしていく。それぞれが担当している職務を他の担当の職務の人は完全に理解することは難しい。また、異なる立場にいる人の心理状況を想像することもなかなかに難しい。以前いた会社がプロフェッショナルファームに近い組織だったので比較的周りの人がどういうことを考えているのか想像しやすかったため、特にそう思うのかもしれない。

 

最先端を走る人たちの半歩先をいくのかゆっくり歩いている人に合わせるのか。建設業は関わっている人たちがとても多様であり、今目の前にある現在をどう乗り越えるか、そして、未来へ向かって歩くスピードは本当に様々です。

現在を過ごすだけで精一杯の人があまり労力をかけずに未来に向けて歩き出せるようにする。まずはそれが僕たちにとって大切なことなのかな、と感じています。

 

走っている人は自ら新しいツールを努力して勉強してまで使います。建築の世界で言えば、以前も話に出したBIMやRhinocerasだったり、VRのシステムがこの最先端を走る人にさらにブーストをかけるためのシステムのように思います。それでは現在の日々をこなすのにいっぱいいっぱいの人たち、それほど意識の高くないクライアントを相手にする業界の方をアシストするシステム/ツールはなんなのか。その人たちに受け入れられるには何が必要か。悩む日々です。抱えている問題は共通しているように思うので愚直な実行なのだと思います。