2020年12月24日 — 株式会社トラス(代表取締役:久保田修司、以下「当社」)は、株式会社安藤・間(代表取締役社長:福富正人、以下「安藤ハザマ」)、渡辺パイプ株式会社及び、みらい創造一号投資事業有限責任組合より2.5億円の資金調達を行いました。
また2019年7月から、安藤ハザマにご協力いただき「truss」と仕上表システムとの連携を開発いたしました。
今回の資金調達により、「truss」開発体制および採用を強化し、「建築×IT」領域におけるイノベーションを加速していきます。
当社は「truss」を閉じたサービスではなく、オープンなプラットフォームとして大手ゼネコンを中心に導入を進めていき、同様に他企業からの出資も受け入れてまいります。
■ 新サービスであるクラウド建材選定・管理システム「truss」について
新サービス「truss」は建材データベースからメーカー横断で製品を検索し、仕上表・材料表と呼ばれる図面の形式で使用場所を記録、関係者と共有できるクラウド型の業務システムです。
品番単位の詳細な製品データで採用製品を指定することで、従来の手入力で発生していた曖昧さやミスを防ぐことができます。
また、クラウド上で一元的に管理できるため、従来のローカルファイルのやり取りで発生していた図面間の不整合が発生せず更新毎の関係者への配布も不要になります。
施主にとってもコミュニケーションの円滑化に加え、使用材料が正確かつ詳細に記録されることでFM(ファシリティマネジメント)に役立ちます
共同開発中の仕上表システム。trussのデータベースから建材を検索し、案件毎に進捗度合いに応じ、仕上表への登録、更新が可能
■ 安藤ハザマの導入について
当社は、安藤ハザマがオープンイノベーションを推進すべく実施した「安藤ハザマ アクセラレーター2019」の採択企業の一社であり、今回の開発では特に設計者の操作性向上や関係者へのスムーズな共有方法などの面で、大幅な改善が得られました。
本システムの利用により、安藤ハザマの建築設計部門では、データ利用による仕上表作成時間の短縮などの業務改善効果および仕上表に関する情報の即時共有化が期待されます。また、同システムはBIMとの連携も可能であるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進にも寄与することが見込まれます。
今後、引き続き当社と安藤ハザマは仕上表システムの開発を行うとともに、同システムの安藤ハザマでの社内展開やBIM等の社内システムとの連携検討等の取り組みを推進してまいります。
システムに登録した建材情報から自動的にマテリアルボードの作成が可能
1 安藤ハザマ2019年4月15日リリース資料を参照 https://www.ad-hzm.co.jp/info/2019/pre/20190415.html
■会社概要
・会社名:株式会社トラス
・代表者:久保田修司
・所在地:東京都千代田区富士見2丁目11-9 富士見MJビル2階
・URL:https://truss.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社トラス 広報部
TEL:050-1752-4953 E-mail:info@truss.co.jp